「はじめまして!フルートの中川です!!」
初めてのブログということで、今回は「フルートってどんな楽器?」を少しお話したいと思います!

フルートは、皆さんご存知の通り銀や金の横笛のようなものです。実は、現在のようなフルートが昔からあったわけではありません。モーツァルトの時代では、木の横笛で穴が6つ空いただけのものでした。柔らかい音色が特徴ですが、半音の穴がないため口と指の空き具合で音程を調整するという不安定な音色と高度な技巧ができないことがデメリットでした。そのため、モーツァルトは当時フルートを嫌っていたのですが、素晴らしいフルート協奏曲を残してくれています。 現在のようなフルートが完成されていったのは、20世紀頃になります。ベームという人が改良していったおかげで不安定ではない、美しい音色を出せるフルートが登場しました。
次に、材質が金と銀があると言いましたが、他にも木の材質もあります。金には、9K,14K,18K…と数が大きくなるほど金の含有率が高くなります。そして重さも加わり、それぞれ響きが異なってきます。 今回はフルートについて少し詳しくお話ししました。ぜひ、皆さんにぴったりのフルートを見つけて一緒に演奏してみましょう!